房総大多喜産の竹の子です。
竹の子農家の方から「1つの根にこれだけ付いているのは珍しいから飾って下さい」と譲り受けた物です。最初は7個付 いていましたが1個取れ6個になってしまいした。竹の子は京都が有名ですが、この京都の竹の子に匹敵すると言われるのが大多喜産の竹の子です。大多喜の山々の土壌は、竹の子にとって最適な粘土質をしていて空気も良く竹の子にとってはこれ以上にないとても良い環境です。この自然に恵まれたとても良い環境の中で育った竹の子の美味しさは、とても甘みがあり食べた誰もがやみつきになる程絶品です。食べ方は、まぜご飯やお味噌汁にして食べるのが定番ですが、薄くス ライスにして竹の子本来の旨みを味わう「お刺身」も贅沢な食べ方です。大多喜産の竹の子はこれから本格的なシーズンを迎え、車で大多喜を通れば所々で上質な竹の子を買うことができます。大多喜は千葉県でも一番の農園数があるので観光農園では竹の子狩りをすることもできます。日本屈指のとても美味しい大多喜 産の竹の子どうですか。
房総勝浦沖で水揚げされた鰤です。
鰤(ブリ)
北 は北海道から南は台湾まで分布する鰤は、3月~4月に東シナ海・九州近海で生まれ、稚魚の頃流れ藻について生長し、その後、春から夏にかけて北上、晩秋から冬にかけて南下を繰り返す温暖性の回遊魚です。 鰤は成長するにつれて名前が変わる出世魚で昔から縁起物として扱われてきました。関東地方での呼び名は、ワカシ(20cm前後)→イナダ(40cm前 後)→ワラサ(60cm前後)→ブリ(80cm以上)と大きさによって違う名で呼ばれます。鰤は日本海産の寒鰤等が大変有名ですが、房総半島勝浦沖で揚がる鰤も通年脂がのっていてとても美味しいと評判です。旬は12月から3月。鰤の食べ方は、照り焼・鰤大根と火を通して調理されることが多いですが、脂ののった鰤のお造りも絶品。鮮度抜群の脂ののった房総の鰤を食べにみなさまお越し下さいませ。「鰤」という漢字は、鰤は頭が良く網に掛けることが難しいところから「師の魚」と呼ばれた説や、12月の師走によく食べられるとことから「鰤」になったという説等あります。
房総では只今ひじき狩りが盛んに行われております。
小湊のひじき狩りは3月の大潮に合わせ行われ、限られたこの大潮の期間だけにしか取ることができないので、中学生・高校生もひじき狩りに駆り出され総動員で行われます(漁業権があれば中学2年生から参加する事ができ、もちろん恒例のイベントなので学校を休む許可も頂けます)。ひじき狩りをする岩場までは、海と崖の間にあるわずかな足場を渡りひじきが群生している岩場まで行きます。岩場に着くと目の前に広がる光景は岩場一面に生えている刈り切れるのかと思うほどのひじきです。このひじきを女性達が鎌で刈り取り、それを中学生・高校生が背負いカゴ (重量は20キロ~30キロ)に入れ船まで運び、船がひじきで一杯になると港まで運んで、トラックに積み替え加工所まで運ばれます。こうして天然100% の房総ひじきは作られます。ひじきはご存知の方もおられるでしょうがとても優れた栄養食品で、カルシウムは牛乳の約12倍、食物繊維はごぼうの約7倍、鉄分は鶏レバーの約6倍もあり、この他、美肌効果と貧血の防止にもなるとても優れた栄養食品です。みなさんひじきを沢山食べ健康になりましょう。ちなみにひじきは漢字で「鹿尾菜」とかきます。見た目が鹿の黒くて短いシッポに似ているからだそうです。
春の内裏山にも新たな生命が誕生しました。
房総の冬を乗り越え、春の訪れとともに冬眠から目覚めたニホンアカガエルが逸早い産卵を終え、新しい生命が誕生しました。ニホンアカガエルは、本州に住む蛙の中で最も産卵が早く、1月~3月の最初の降雨で繁殖が始まることが多いと言われています。繁殖期間 は比較的短く、1週間から2週間程度。水が浅く溜まっている所であれば、どこでも産卵しますが、おもに水田を産卵場所としています。豊な自然溢れる内裏山にはこれから沢山の新たな生命が誕生します。内裏山の自然の素晴らしさを皆様にこれから少しづつご紹介させて頂きます。
緑水亭にほど近い野に咲く椿です。
椿(学 名:Camellia japonica)
椿は、皆様ご存知の通り冬から春にかけて咲く花です。日本の春を表現する季語としても使われ、古来から 日本人に愛されてきた照葉樹林です。古くから品種改良が行われ沢山の品種が生まれました。分布は南西諸島から青森県夏泊諸島まで分布し、東日本では温暖な 地域に自生しています。椿は様々な用途があり「日本酒」では木灰に使われ、古くから最高の木灰として用いられました。(現在では灰の入手は困難)また、 椿油は和製オリーブオイルとも言われ「高級食用油、整髪料」として重宝されております。その他木炭としても素晴らしく、もちろん「観賞花」としても茶花等 で大変好まれております。花言葉は「贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、謙遜の美徳」です。椿の名の由来には諸説があり、光沢がある意の古語「艶葉木」から、葉に厚みがある意味の「厚葉木」から、強い葉っぱの木の意味の「強葉木」から、落ちた花が刀の鍔に似ているので、「鍔木」等々からです。椿と大変似ている山茶花との見分け方は、椿の花は萼の部分から丸ごと落ち、山茶花は花びらが個々に散ります。
緑水亭の玄関で皆様にお会いできることを楽しみに、咲き誇っているストックです。
南房総は全国有数のストックの生産地で冬~春にかけて鮮やかな花 を咲かせ2月、3月がピークとなります。良い芳香と鮮明な色彩が人気の高い花です。ストックは、南ヨーロッパが原産で、ストックと言う名は「幹」や「茎」 を意味し、しっかりとした茎を持つことに由来し英語名でストックと言います。別名:紫羅欄花(あらせいとう)花言葉は「未来を見つめる、努力、思いやり」です。この南房総のお花畑で皆様を和ませているストックも、春のお彼岸を迎える頃から徐々に姿を見せなくなり、ストックの咲き乱れる舞台となっていたお花畑も、元の田んぼへと姿を変えていきます。これから房総は、田植えに向けて種まきの時期を迎えます。
なかなか顔を見せてくれなかったつくしが一斉に顔を出し始めました。
つくしは、春を感じさせてくるれ代表的な植物と同時に、食用としても人々に愛されています。近頃では、つくしを食べるられる山菜と知らない若者達もおりますが、春の自然の恵として人々に親しまれ、ここ房総でもあちらこちらで「つくし狩り」を楽しむ人達の姿を見かけます。つくしはお酒の肴にも最適で、袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食べると春ならではの味覚が口の中いっぱいに広がります。最近では、花粉症対策としての効能にも注目が集まっていて「つくし飴」なる物も好評の様です。「つくし」の名は、船が港へ入る通路を示した杭 「澪標(みおつくし)」の「つくし」で、突き立った杭のように見えることから「つくし」と言われ、また、突き伸びる「突く突くし」が由来とも言われさまざまな説があります。漢字の「土筆」は、土に刺した筆のような姿から「土筆」と表現されました。
今日はカツオです。
カツオ
カ ツオは北上と南下を繰り返す回遊魚です。カツオは、春先に黒潮が房総半島沖に達っした頃に北上をしてきて、勝浦周辺の海域は豊なカツオの漁場となります。 こうして漁場で獲られたカツオは南房総カツオの町勝浦港に 水揚げされます。勝浦港は、銚子漁港に次ぎ、県下第2位の水揚げを誇り、その漁獲高の中でも初ガツオが有名です。日本の90%がこの港に水揚げされます。 日本一の水揚げを誇る勝浦の初ガツオは、その日のうちに港に揚がるので鮮度が抜群です。「女房を質に入れても初ガツオ」と言うほど初ガツオはとても珍重されます。勝浦市では毎年「勝浦港カツオまつり」 が開催されており、カツオに関するさまざまなイベントが開催されております。房総旬のカツオどうでしょう。
花野辺の里では、ただいま河津桜が見頃を迎えてます。
園 内の桜は、染井吉野、河津桜、仙台しだれ、大島桜、寒桜などの桜が約500本植えられ4月には一斉に美しい花を咲かせ訪れる人を楽しませてくれます。(3月中は300~500万本の菜の花もご覧頂けます。)花野辺の里は、平成17年2月13日に南房総勝浦の里にオープン。敷地約3万坪の中に梅園をはじめとする季節の花々が植えられており、季節ごとにイベントも 開催されております。2月~3月は竹林のかぐや雛、野辺のひな祭りのイベントが開催中。
竹林や菜の花の中で500体の雛飾りが皆様のお越しをお待 ちしております。
詳しくは、こちらから「花野辺の里」
南房総では朝から激しい雨が降り注ぎ、小湊内浦湾では普段見ることのできない力強い波が打寄せ、特別天然記念物「鯛の浦」遊覧船も欠航となりました。