月日の流れとは早いもので、
2016年も残すところ、あと2日となりました。
皆様にとって、今年はどんな1年でしたでしょうか。
先日、緑水亭の玄関前にも1対の門松が飾られ、
年末年始に御宿泊頂きます御客様をお出迎えしております。
来る新年が皆様にとりまして、より良い1年でありますことを
お祈りしております。
年神様を迎える門松やしめ飾りを見ていると、新しい年の訪れを直ぐそばにに感じることができます。2011年は私達日本人にとって決して忘れることのできない特別な一年となり、被災地では今なお世界中にいる人々との絆を頼りに、山積する問題を一つ一つ越えながら耐える被災地の皆様がいます。
私共も、被災地の皆様の一日も早い復興の一助となりますよう、微力ながら支援し続けたいと存じますので、2012年も人と人との絆を大切に、皆様がよいお年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
本年も旬彩の宿緑水亭をご愛顧頂き誠にありがとうございました。来年も、より一層のご愛顧を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。
今年も年末恒例となりました畳替えが無事終わり、館内のそこらじゅうに日本情緒あふれる藺草のいい香りが漂い、のんびりとゆったりとした時が流れております。
今年も残すところわずかとなりました。新年を迎える準備はいかがでしょうか。
謹賀新年
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
本年も一層のサービス向上を目指し、社員一同誠心誠意努める覚悟でございます。
なにとぞ本年も倍旧のご支援のほどお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
歳神様を迎え入れる門松が飾られ、2010年も残すところあとわずかとなりました。
毎年この時期になりますと、一年早かったな~と皆様感じられるのではないでしょうか。今年も一年間たくさんの出来事があり、皆様も実際に体験した113年間で最も暑い夏を始め、朝青龍の引退、根岸氏・鈴木氏ノーベル化学賞受賞、子ども手当、沖縄米軍基地問題、小惑星探査機「はやぶさ」帰還などなどたくさんの出来事がありました。皆様の身の回りではどのような出来事がありましたでしょうか。これから新年を迎えるにあたり年の瀬ご多忙な方々もおられると思いますが、お正月はゆっくりとお身体を休め、英気を養って下さい。
本年中も皆様には格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げますと共に、来年も変わらぬ御愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。
この季節には珍しい石蕗が咲いておりました。
今年の房総の冬はとても暖かく暖冬になるのでしょうか、日中にもなると日差しがぽかぽかと暖かく田畑 や縁側では日向ぼっこをしている長閑な風景がご覧頂けます。ここ小湊には未だ田舎情緒とたくさんの自然が残され、いつお越しになられても安らげる豊かな自 然と新鮮な海の恵みが皆様をお待ちしております。お忙しい日々を過ごしお疲れになられたお身体を南房総小湊でごゆっくり癒して下さい。
ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japonicum)
キク科ツワブキ属の常緑多年草。原産地は日本、中国、日本では福島県・石川県以西から沖縄までに分布し、11月~1月の花の 少ない冬期に鮮やかな黄色い花を咲かせ古くから日本庭園の石組みや木の根元などに植えられ観賞用の植物として扱われてきました。ツワブキは根茎が太く、長 い柄のある根生葉を数枚出し、葉身は質が厚く腎形で、上面は深緑色をし艶があり、若い頃には綿毛が多いのが特徴です。葉の間からは50~80cmの太い花 茎が伸びその先端に散房花序をつけ、頭花は舌状花と管状花からなり開花径は4~6㎝で黄色い花を数輪咲かせます。ツワブキは日陰や半日陰でよく育ち園芸植 物として扱われ、特に斑入りの葉を持つものが好まれています。また、ツワブキは民間薬としても重宝され、葉をもんだり、火であぶって柔らかくし、腫れ物や 湿疹、打撲、切り傷、火傷、解毒剤として用いられます。食用としては九州名物の「佃煮キャラブキ」などに使われています。ツワブキの名の由来は「艶葉蕗 (つやばぶき)」艶のある葉のフキが訛ってツワブキと呼ばれるようになったようです。また、ツワブキは岩の間でもとてもよく育つので「石蕗(イシブキ)」 とも呼ばれこの他、オカバス、ツワ、オバコ、ツワン、沖縄ではちぃぱっぱなどと多くの方言で呼ばれています。花言葉は「謙譲、困難に傷つけられない」、 12月28日の誕生花です。
謹賀新年
今年も皆様のおかげて無事に新しい年を迎えることができました。
昨年は当館にとりまして20周年の記念すべき年となり、皆様には 温かい祝詞を賜りこの場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
本年もより一層皆様に愛される宿を目指し、緑水亭一同皆様のご愛顧にお応えできます よう努力いたしたいと存じますので、本年も倍旧のご愛顧賜りますよう緑水亭一同心よりお願い申し上げます。
皆様のご健勝と益々のご発展をお祈り申 し上げます。
緑水園の池の畔りで透きとおるような白い花を咲かせている椿です。
冬の内浦山から緩やかに流れ込む清澄な空気に包まれ、奥ゆかしく、そして華麗に 花を咲かせている椿。多くの花々が眠るこの季節でも気品漂う美しい花を咲かせ人々を楽しませています。何気なく咲いている花には何故か人を引き付ける魅力 があり、その美しさ、力強さに人々は感動を覚えます。今なお昔ながらの風情が残る内浦山の山間で、美しい椿を眺めながら、小さな癒しの空間で寛ぎの一時を ごゆっくりお過ごし下さい。房総の美味しい冬の味覚をたくさんご用意して皆様をお待ちしております。
山茶花は観るものに安らぎを与えるためこの季節をじっと待ち侘びていました。
季節を感じ心を和ませるようにと設けられた山茶花の垣根。ちらほらと色付く紅葉を観ながら内浦山の深い山間へ入り込む、するとそこに現れるのは他とは違う佇まいをした総檜造りの館。その館を見つけ早々に辿り着こうとさらに 深くへ立ち入ると、そこには左から右へと一直線に続く内浦の山々に同化するかのような濃い緑色をした草木の囲い。部屋の前にある小さな庭の端から館の入り口へと続く山茶花の垣根である。ようやく咲くことのできた赤々と色付く山茶花はここぞとばかりに美しく咲き乱れ、優しい香りを辺りに漂わせ和ませている。 垣根に点々と続く花の色は葉の色と見事に調和し極めて美麗であり観るものを元気にしてみせる。季節の移り変わりを当たり前のことのように美しく雅やかに感 じさせる花々は、なんとも不思議な生き物である。
サザンカ(山 茶花、学名:Camellia sasanqua)
ツバキ科。日本原産の常緑広葉樹で本来は長崎県壱岐を北限とし、南は南西諸島(屋久島、西表島)から九州中南部、四国南部までに自生し、現在では多くの園芸品種が誕生し秋田以西の地域でも見られるようになりました。ツバキ科は通常、熱帯から亜熱帯(台湾、中国、インドネシア)に自生する植物でありながら、ツバキやサザンカは温帯にも自生することのできる貴重な珍しい種であります。(自生地では日本が最北限。)開花期は10月~2月と晩秋から冬にかけての長い期間楽しめる花であり花の少ない季節に咲く花であります。花の色は自生種が白色(淡い桃色交じり)をし、園芸品種は野生の形質を持つサザンカ群と遅咲きで多弁の花を持つカンツバキ群に大きく分けられ、白、赤、桃など多種多様なものがあり一重咲 きの品種もあります。自生種の花径は4~8㎝ほどになり花弁は5~6枚で細く基部がはなれ平らに咲きます。花からはほのかに甘くとてもよい香りが漂います。樹高の高さは最大で12mほど。よく似ているツバキとの違いは花形、雄しべの形などでは分かり難い品種があるので、子房、若枝、葉柄にある毛がサザンカの決め手です。(寒さに向って咲く花だから毛に覆われているとか。)サザンカの名の由来には、和名の山茶花(さんさか)が変化し訛ったという説と、中国 語でツバキ類を指す山茶花を取り違えて定着したという両説があります。この他別名もあり、岩花火、藪山茶花、姫椿などの呼び名があります。歌では童謡の「たきび」に登場することでも有名です。花言葉は「困難に打ち勝つ、ひたむきさ」(白)「愛嬌、理想の恋(桃・赤)「理性、謙遜、謙譲」。11月3日、 12月4日の誕生花です。