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春の水岩を抱いて流れけり

まだ活きている新鮮な天然の石鰈です。
石鰈は、〆たてのお造りやあらいがとても美味しい鰈で、シコシコとした食感と特徴的な強い磯の香り、そして 噛むほどに口のなかに広がる甘味が絶品な天然の鰈です。今ではほとんど見かけなくなりましたが、以前は東京湾で揚がる石鰈がとても美味しいと評判でした。 鰈の種類にはこのほか沢山の種類があり、それぞれが違った食感、味を持ち、さまざまな味わいを楽しむことができます。石鰈、食べて見たくなりましたでしょうか。

カレイ(鰈)
カレイ目カレイ科 に分類される魚のことを総称してカレイと呼び、体は平たく、目が体の右側側面に寄って2つ付いているのが特徴的な魚です。(ヌマガレイ等一部の種は目が右側ではありません。)生息地は、北極海、太平洋、大西洋、インド洋の沿岸の浅海から水深 1000 m の深海、また河口などの汽水域に生息しています。このカレイは、両目のある側を上にし砂や泥のなかに潜り、体表にたくさんある色素細胞の黒色素胞の大きさ を変え、周囲の環境に合わせ体を保護色に変えています。またカレイは、肉食性で普段は小魚や甲殻類のような無脊椎動物を食べ生きています。このほかカレイはさまざまな特徴を持つ種類があり、紹介したイシガレイにも特徴的なところが見られ、体側中央の側線部とその上下2列に石のような骨板があり、この石のような骨板を石に見立てて「石鰈」と名付けられました。

by 旬彩の宿緑水亭 | 2008-05-05 16:47 | ♦旬の魚介類
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