緑水亭の春を彩る躑躅です。
内浦山の山間に佇む当館では、至る所に四季折々の花々が植えられ、緑水亭の色鮮やかな四季を飾っております。どうで しょうこのとても綺麗な躑躅、目を奪われます。
ツツジ(躑躅「Azalea(アザレア)」)
ツツジ科(ツツジ属の総称)の植物。日本では古くからツツジ科に属するツツジ、サツキ、シャクナゲを、それぞれ学術的な分類とは異なる名で古来から呼んでいます。ツツジ科の植物は、春の季語として使われるように4月~5月の春先にかけ漏斗型の特徴的な花を枝先に咲かせ、日本では園芸種を含め40~50の種が確認されています。また、ツツジ科は北半球の温帯域に分布し世界中で850種にもなる種類があると言うことで す。このツツジは日本でも古くから園芸品種として交配が盛んに行われ、沢山の美しい品種が生まれています。中でも久留米ツツジは代表的な品種で、種類も豊富でとても綺麗な色とりどりの花が咲き、見るもの誰もが圧倒されるほどの美しさです。また、ツツジ科はとても長生きする樹木でもあり、低木から高木まであ るツツジの古木は古いもので、800年~1000年の樹齢にもなると言われています。
ツツジの花言葉は「自制心」「節制」「恋の喜び」「初恋」 「燃える思い」「上品」「明るい交際」です。長年にわたり人々を楽しませている躑躅でした。