内浦山では紅葉がようやく色付き始め、広大な自然を舞台に、赤や黄色の色鮮やかな木々達が、日本ならではの自然の美を演出しております。
只今、全館休館中。
現在、別邸「つきの里」の建設、「緑水亭」リニューアル工事のため、全館休館とさせて頂いております。日頃よりご愛顧頂いております皆様には、大変ご迷惑をおかけしておりますが、お陰様で別邸も大部分が出来上がり、12月25日には無事オープンさせて頂けそうです。心安らぐ清流が流れる中庭、その奥には新たに大浴場も設けられ、より皆様には快適にお過ごし頂ける空間となっております。12月25日のオープンまで今しばらお待ち下さいませ。
和ダイニング【藏】の様子です。
本日より緑水亭の一階客室風呂、大浴場などのリニューアルをさせて頂くため、11月16日から12月24日までの間、全館休館させて頂きます。皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、より快適に生まれ変わる緑水亭と、12月25日にオープン致します別邸「つきの里」を今後共どうかよろしくお願い致します。
今が旬のとっても美味しいカワハギが入りました。
皆様、カワハギの美味しい季節となりました。このカワハギは夏に豊富な栄養を蓄え、秋から冬にか け最も肝と身が大きくなり、一年で最高の味わいを楽しめるのが今のこの季節です。カワハギの美味しさはなんといっても肝。濃厚で深みのある肝はフォアグラ のような美味しさがあり、薄造りを肝を溶いた「肝醤油」で食べれば、口いっぱいに肝の濃厚な旨味が広がり、あまりの美味しさに虜になること間違いなしで す。また、これから食べることが多くなる鍋でも大変美味しく召し上がれ、この季節カワハギを食べない手はありません。店頭などでカワハギを見つけたら迷う ことなくご購入下さい。きっと至福の時を味わうことができます。房総ではこのカワハギのように美味しい魚介が日々水揚げされ、お越し頂ける皆様を季節の味 で楽しませています。美味しい魚介が食べたくなりましたらぜひ房総へお越し下さいませ。
カワハギ(皮剥・学名:Stephanolepis cirrhifer)
硬骨魚類鰭亜網 新鰭区棘鰭上目スズキ系フグ目カワハギ科カワヒギ属。インド洋、大西洋、太平洋の熱帯から温帯域に分布し、日本では本州中部以南の砂底や岩礁が混じる水深 100mよりも浅い海に生息する。全長は25㎝前後。体形は菱形で上下に平たく、硬い皮の表面は棘状のためザラザラとしている。和名の「皮剥」は、この硬 い皮が簡単に剥がせることから由来しています。この他カワハギの特徴は、第一背鰭が角状に変形し、威嚇や求愛行動の時に自由に動かすことができ、また成魚 のオスは第二背鰭の前方が糸のように長く伸び、メスと区別することができる。体色は青灰色や黄褐色など生息する環境によって変化し、個体によっては斑模様 や縦じまなどがあり、濃淡も場合によって変化させます。産卵期は5月から8月。孵化した稚魚は流れ藻で生活し、5㎝位になると海底で暮らし始める。食性は 肉食性であり、口から海水を吹き出し、貝類、ウニ、甲殻類、環形動物などを頑丈な板状の歯で噛み砕き捕食します。漁法は主に定置網。外房沖では通年操業さ れています。
とっても美味しいコショウダイが水揚げされました。
皆さん、コショウダイご存知でしょうか。コショウダイは一般に知名度低く以前は珍しい魚でしたが、地元房総では近年少ないながらも定置網などで水揚げされるようになり、非常に美味しいことから珍重されている魚です。この魚なんと築地では真鯛の倍の値段がつけられたとか。とにかく美味しい魚であることは確かです。このコショウダイは美味しいだけでなく、鮮度が落ち難くいことでも知られる魚で、コショウダイの旨味を十分に味わうことができる刺身では数日楽しむことができます。上品な白身は旨味と甘味が凝縮され、特に刺身では最高の歯応えと旨味を味わうことができます。コショウダイはこの刺身以外にも塩焼、揚物、煮付けなど色々な調理法で美味しく食べることができ、またこれから旬を迎え日を増すごとに美味しくなり極上の味を楽しませてくれます。このコショウダイを始めまだまだ巡り合ったことのない美味しい旬の魚介がたくさんいる南房総へ、ぜひ皆様お越し下さいませ。
コショウダイ(胡椒鯛、学名:Plectorhinchus cinctus)
脊椎動物門硬骨魚類条鰭亜網新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜科イサキ科コショウダイ属。分布は本州中部以南(沖縄を除く)~南シナ海、アラビア海などインド洋、太平洋の暖海な岩礁域に分布。体長は60cm前後になり、体側に3本の灰色の斜走帯があり背側から尾鰭にかけ暗色の斑点が散在するのが特徴。形態は頭部の有鱗域が広く、涙骨上にも広がり目の下縁は吻端よりも上方に位置する。側線有孔鰭数は53~57枚と少ない。稚魚の体色は茶色をし枯葉に擬態している。産卵期は5月から7月。食性は肉食であり、甲殻類や小型魚類、多毛類などを捕食する。コショウダイの名の由来は散在する暗色の斑点が「胡椒(コショウ)」の実に似ていることから名付けられたようです。この他にも地方名では、長崎「ぶたのくち」、静岡「えごだい」、新潟「かやかり、なまら」などなど沢山の呼び名があります。