幻の魚といわれるている白身の最高級魚アカムツ(のどぐろ)です。
アカムツは白身なのに20%を超える脂があり「白身のトロ」ともいわれているとても美味しい魚です。このアカムツは漁獲量が大変少なく「幻の魚」といわれているため市場では高値で取引され、1本釣りで釣り上げられた大型のものは真鯛 や平目を超える高級魚として扱われています。この幻といわれているアカムツの美味しさは身全体に混ざり込んだ脂にあり、煮付け、刺身、焼き魚とどのように 調理してもとても美味しいのですが、何といってもとろけるような脂と甘みを贅沢に味わえる「塩焼」が絶品です。上品な脂ののりは本鮪以上ともいわれています。当館ではこの希少なアカムツを「彩り懐石」にてお召し上がり頂くことができます。一度食べた ら誰もが虜になるアカムツ、皆様ぜひお召し上がり下さい。
アカムツ(の どぐろ)
スズキ目スズキ亜目ホタルジャコ科アカムツ属。東京以南から新潟以南の本州中部以南に濃密に分布し、島根県沖~対馬にかけ多く生息してい ます。アカムツは暖海性の魚であり水深100~300m位の深海に生息し、魚食性で歯が鋭く、主にイカ類や小魚(カレイ類)、エビ、カニ類、アミ類を常食 し生きています。大きさは最大で50cm以上(3キロ)、体色は背が赤く腹部にかけ薄い銀白色をしています。アカムツの産卵期は7月~10月。(最盛期は 8月~9月)口を広げると口内が黒いことから「のどぐろ」とも呼ばれています。