以前ご紹介させて頂きましたニホンアカガエルの卵からオタマジャクシが孵化しました。
この季節内浦山の水田では、元気いっぱいに泳ぎまわる物凄い 数のオタマジャクシを見ることができます(体長は1.5cm位です)。この小さくて可愛いオタマジャクシも、気がつくと後脚が生え、前脚が生え、やがて 尻尾がなくなり5~6月ごろには陸上で元気にぴょんぴょんと楽しそうに飛び跳ねる姿が見られます。こうして成長し大人になったニホンアカガエルも、 500~3000個の卵(卵塊1つ)の中から大人になれるのは、わずか2~3匹程度だそうです。自然がいかに厳しいか思い知らされるところです。また、ニホンアカガエルの生息数を調べることで,その場所の自然の様子がわかるとも言われています。近年森林の開発が進みニホンアカガエルの姿が見られなくなった 寂しい森林が増えています。おたまじゃくしが生活できるところにはきれいな水があり、その周辺には,昆虫など野生動物が多数生息し豊かな森と自然があります。この豊な自然の中で緑水亭は、自然を守り自然と永遠に共存できるよう頑張っております。