地元で水揚げされた天然の平鱸(ヒラスズキ)が届きました。
平鱸、この魚は鱸以上に美味しい魚として知られ、鱸のような身の臭みがなく、旨味、甘味、食感ともに抜群に優れた魚であり市場では水揚げ量が少ないことから高値で取引されている魚です。当館ではこの平鱸を漁師町でしか食べることのできないどこよりも新鮮で美味しいお造りで召し上がり頂けます。このお造りでは平鱸が持つ本来の旨味と歯応えが十分に味わえ、平鱸という素晴らしい素材を目で舌で実感して味わうことができます。新鮮なものであればやはりお造りがお薦めです。当館ではこの平鱸のように普段ではあまり食すことのできない美味しい魚介を日々地元の漁港から仕入れております。どこよりも新鮮な魚が味わえる当館自慢の新磯懐石料理をぜひ皆様味わいに越し下さいませ。
ヒラスズキ(平鱸、学名:Lateolabrax latus Katayama,1957)
硬骨魚網スズキ目スズキ科スズキ属。房総半島から九州、日本海側の沿岸から朝鮮半島南岸に生息。成魚の生息環境は主に外洋に面した岩礁域に生息し内湾にはあまり侵入しないが、稚魚や若魚は河口域で普通にみることができる。特徴はスズキよりも体高が高く、背鰭の軟条は 15~16本、尾柄部は太く短く、側線下方鱗などの特徴がみられる。体長は80cm以上になり、食性は甲殻類、軟体動物、多毛類、魚類などを食べる動物食性である。産卵期は2月~3月。スズキより漁獲量が少なく美味なため、高級魚として扱われるが、近年海水温の上昇などの影響を受け増加傾向にある。