秋の内浦山に分け入って見るとそこには圧倒されるほどの絶景がありました。
今日は秋晴れの空がとても気持ち良いのでカメラを手に取り内浦山をぶらり散策していたら、突然現れた色彩にカメラを自然と構えファインダーを覗き込んでし まいました。そこには秋の陽光を燦燦と浴び燃えるような真っ赤な赤葉と、高貴な質感を漂わせ濃密に彩る黄葉とが絶妙な味わいを描き出し見るも鮮やかな光景 が目の前に広がっておりました。そしてその光景を観ている自分が一瞬にしてそれに心奪われ、不思議な世界へと引き込まれていくのに気付きました。このよう な自然の妙味が人に与える芸術的な刺激はやはり秋ならではの感覚かと思われます。立ち止まり絶景に目を奪われていると時の流れが止まっているようでした。 当館よりほど近い内浦山県民の森でこの紅葉はご覧頂けます。南房総にもようやく雅趣に富んだ秋の風合いが訪れ、見る者に自然の美しさをまざまざと見せつけ ております。
養老渓谷もみじまつり
日本全国 で観られる紅葉の中でも最も遅い紅葉で知られるのがここ房総。
11月23日(日)には養老渓谷で「もみじまつり」も開催され毎年たくさんの人々で秋の賑わいを見せております。澄んだ流れの中で色 鮮やかな木々に囲まれ癒された後は、房総の極上の魚介をほおばり忘れることのできない想い出の時を深く心に刻んで下さい。