房総でも、あちらこちらで桜が咲き乱れ、訪れる人々を楽しませております。
今回ご紹介させて頂きます桜は、君津市にあります「三島湖」と、鴨川市にある「一戦場公園」です。
三島湖(上)
開花状況 : 桜はここ数日でいっせいに咲き始め、先に咲き始めた桜はすでに満開です。
この三島湖は桜以外にも釣りが楽しめるダム湖としても有名で、ヘラブナ、わかさぎ、ブラックバスなどが、2,600ヘクタールの耕地を潤す貯水量521万トンのダム湖の中で生息し、中でもヘラブナ釣りは大会が開催されているほど有名です。この三島湖を含む3,200ヘクタールの地区は、日本でも有数の広さを誇る森と湖の「清和県民の森」として親しまれ、三島湖も春は新緑、秋は紅葉と、遊歩道を歩けば身体中で自然を体感することのできる癒しスポットとして知られております。
一戦場公園(下)
開花状況 : 桜は現在7分咲きです。
一戦場、この意味ありげな名はこの場所で起こった逸話に由来し、かの有名な源頼朝が安房に逃れて来た際、この一戦場で地元の豪族と一戦交えたことからこの名が付けられました。この一戦場公園には、テニスコートや体育館、スパースライダーなどのレジャー施設もあり、スポーツ広場としても親しまれ、一戦場に隣接し、太平洋と鴨川の街並みが一望できる「魚見塚展望台」もあります。展望台の目印は頂上のシンボル女神像「暁風」です。ちなみに、この展望台は「誓いの丘」とも呼ばれ、この丘で恋人たちは永遠の誓いのため、展望台の柵へ誓いの鍵(南京錠)をかけていきます。展望台はこの誓いの鍵でいっぱいです。また、この誓いの心を確認するため、再びこの丘を訪れる恋人たちもたくさんいます。