上総の隠れたパワースポット「燈籠坂大師」です。
この燈籠坂大師、かの有名な真言宗の開祖「弘法大師」が行脚中に腰を休めたという口碑がある場所で、この大師の裏手には、山城跡(標高100m)へと続く切り通しの坂があり、この坂を上って行くと海を一望できる「造海城(つくろうみじょう)」城跡があります。この城跡に行くにはかなりの藪との戦いがありますが、城跡、城郭に興味のある方は一度行かれてみてはいかがでしょうか。国道127号線より参道へと続く山門を目印に、切り通しのトンネルをくぐるればそこが燈籠坂大師です。
燈籠坂大師(千葉県富津市)
弘仁11年(820年)に弘法大師が日光へと行脚中にこの地を通り、岩に自画像を刻む。その後大師の徳を慕い大師の像を本尊とし帰依する。燈籠坂の由来は、大師の御灯明として常夜灯を点じ海上安全、大漁を祈願してきたため。