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南房総鴨川の和風旅館「緑水亭」の新着情報や季節のイベントなどをお知らせします。

袴着て火ともす庵や花の春

この季節には珍しい石蕗が咲いておりました。
今年の房総の冬はとても暖かく暖冬になるのでしょうか、日中にもなると日差しがぽかぽかと暖かく田畑 や縁側では日向ぼっこをしている長閑な風景がご覧頂けます。ここ小湊には未だ田舎情緒とたくさんの自然が残され、いつお越しになられても安らげる豊かな自 然と新鮮な海の恵みが皆様をお待ちしております。お忙しい日々を過ごしお疲れになられたお身体を南房総小湊でごゆっくり癒して下さい。

ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japonicum)
キク科ツワブキ属の常緑多年草。原産地は日本、中国、日本では福島県・石川県以西から沖縄までに分布し、11月~1月の花の 少ない冬期に鮮やかな黄色い花を咲かせ古くから日本庭園の石組みや木の根元などに植えられ観賞用の植物として扱われてきました。ツワブキは根茎が太く、長 い柄のある根生葉を数枚出し、葉身は質が厚く腎形で、上面は深緑色をし艶があり、若い頃には綿毛が多いのが特徴です。葉の間からは50~80cmの太い花 茎が伸びその先端に散房花序をつけ、頭花は舌状花と管状花からなり開花径は4~6㎝で黄色い花を数輪咲かせます。ツワブキは日陰や半日陰でよく育ち園芸植 物として扱われ、特に斑入りの葉を持つものが好まれています。また、ツワブキは民間薬としても重宝され、葉をもんだり、火であぶって柔らかくし、腫れ物や 湿疹、打撲、切り傷、火傷、解毒剤として用いられます。食用としては九州名物の「佃煮キャラブキ」などに使われています。ツワブキの名の由来は「艶葉蕗 (つやばぶき)」艶のある葉のフキが訛ってツワブキと呼ばれるようになったようです。また、ツワブキは岩の間でもとてもよく育つので「石蕗(イシブキ)」 とも呼ばれこの他、オカバス、ツワ、オバコ、ツワン、沖縄ではちぃぱっぱなどと多くの方言で呼ばれています。花言葉は「謙譲、困難に傷つけられない」、 12月28日の誕生花です。

by 旬彩の宿緑水亭 | 2009-01-11 10:56 | ♦季節(冬)
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