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夏木立故郷近くなりにけり 

2010-06-26

日本の梅雨に咲く花、美しい夏椿が緑水園でも咲いています。
白く透明感のある夏椿の花。この憂鬱な梅雨空の下でも一際白く輝きを放ち、見る者の心を癒し楽しませてくれます。こんなにも元気に咲いている夏椿の花も実は一日花であり、一輪一輪はとても儚く、日の暮れる頃には美しい姿そのままに木の下へと落ちていきます。人とは異なる時間を生きる植物達。限られた時の中で、神秘的に、そして美しく自らを主張しています。
ナツツバキ(夏椿、学名:Stewartia pseudo-camellia)
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。原産地は日本から朝鮮半島南部。日本では東北地方以西の本州、四国、九州の丘陸帯の林内に自生する。樹高は10~20mになり、成木の樹皮は薄く剥がれ、灰白色や帯紅色の大きな斑模様ができる。この樹皮はツルツルとして滑りやすく「サルスベリ」の木に似ていることから、ナツツバキは別名「サルスベリ(猿滑り)」とも呼ばれる。ナツツバキの葉は光沢のある緑色(裏面は淡緑色)をし、この葉は単葉で互生し枝先につき、葉身は倒卵状楕円形または楕円形、葉縁には低い鋸歯があり葉先は鋭尖頭。長さは4~12㎝、幅3~5㎝になり秋には紅葉する。6月~7月にかけて咲く白色花は、本年枝の葉腋部分に1個ずつつき、直径は5~6㎝になる。花は朝に開花し、夕方には落花する一日花。萼片、花弁はともに5枚。雄しべは多数あり、黄色い花糸の基部は花弁に合着し、雌しべは1本で花柱は5裂する。子房は上位で、白毛が密生している。蒴果の果実は宿在萼に包まれ、9月~10月の成熟期に熟すと5片に裂開する。種子は倒卵状楕円形偏平で先は少し窪む。材は建築材、器具材、柄木、彫刻材、炭などに用いられ、庭木としても珍重されている。別名は「サルスベリ」の他、「娑羅の木(シャラノキ)」ともいわれ、これはお釈迦様が亡くなられたとき、近く生えていたことで有名な「沙羅双樹」に擬せられこの名がついたといわれている。ちなみに「沙羅双樹」は、日本本土では育たない全く別の熱帯樹である。ナツツバキの花言葉は「愛らしさ」

by 旬彩の宿緑水亭 | 2010-06-26 19:30 | ♦季節(夏)
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