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南房総鴨川の和風旅館「緑水亭」の新着情報や季節のイベントなどをお知らせします。

そこらに島をばらまいて春の波  

北海道猿払より活きたまま直送されて来た新鮮な毛蟹です。
蟹問屋ならのどから手が出るほど欲しいといわれるオホーツク海猿払産の毛蟹です。
オホーツク海は冬季になるとシベリア高気圧の影響を受け海氷が形成され、この海氷は風と海流(東樺太海流)によって南下し、この運ばれてきた海氷が流氷と呼ばれています。流氷は沢山の「栄養成分」微生物を含んでいますので、この流氷のある浅瀬で育った猿払産の毛蟹は、栄養分となる微生物をたっぷりと食べ育ち、北洋の深海の蟹とは違い、見入りが良く、極上の風味がありとても美味しいと評判です。当館でこの猿払産の毛蟹をお召し上がり頂くには、当館オリジナル 「彩り懐石」プランにてお召し上がり頂けます。本場北海道の方々もタラバガニ・ズワイガニ・毛蟹の三大蟹の中でも他の蟹にはない濃厚な味噌や甘みがある毛蟹が一番人気だそうです。毛蟹は海域によって旬が違いますが、流氷が去る3月中旬頃からさまざまな海域で漁獲されています。毛蟹は産卵から孵化するまで1~1年半もかかり、漁獲できる大きさの甲羅が8cm以上になるまでには5年かかるといわれます。このように長い時を経てみなさまのもとへとやって参ります。また、毛蟹の名は呼んで字のごとく、日本名も英名も(英名 Hair crab 、Horsehair crab)甲羅から脚の先まではえている毛が名前の由来になっています。

by 旬彩の宿緑水亭 | 2008-04-14 16:06 | ♦旬の魚介類
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