緑水亭へ行こうと内浦山の山間に足を踏み入れると、そこでは花満開の八重桜が皆様を出迎えます。内浦山の道沿いには沢山の桜が植樹され、美しい風情が表現されています。
八重桜
八重桜は薔薇科の サクラ属に属し、開花時期は咲き始めが遅く4月の中旬から葉をつけた状態で咲き始め、5月初旬頃までが見頃となります。人里で咲く桜なので別名「里桜」とも呼ばれ、この八重桜にも沢山の品種があり「関山」や「普賢象」などの種類が有名です。八重桜は桜の中でも特に花びらが多い品種で、種類によっては花びら が300枚もある品種があるそうです。この八重桜の花びらは塩漬けにされ婚礼の席で「桜湯」としても出されています。先日もテレビで放送されておりましたが、八重桜が満開のこの季節になりますと、大阪造幣局では八重桜が一般公開され、一週間ほど有名な「桜の通り抜け」の行事がおこなわれています(明治 16年(1883年)より)。日本にはこの他沢山の種類の桜があり、自然種では10種ほどの桜が確認され、固有種・交配種を含めると600種以上の品種が日本中に自生しています。この日本の「春」を彩る美しい桜を見ながら、日本の四季「春」を心から楽しみましょう。
ここ小湊でも絶景の「春の海」と美しい「春山」が皆様をお待ちしております。
八重桜の 花言葉は「理知に富んだ教育」です。